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ホラー小説
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[1]
ノラ
11/12/19 0:42
D-hCxLM
昭和30年2月2日秋田。雨が降りしきるこの日、一人の男が緊急搬送されてきた。
男は秋田郊外で倒れているところを通行人に発見され通報される。気を取り戻した男は暴れだし意味不明な事を叫びだした。
錯乱状態にあったため落ち着くまで病院で診る事となった。
「地獄界の住人達がやってきた」
男はそう言い続ける。
昭和57年2月2日
秋田市に住む一家が失踪。
三日後雪山の中から一家四人の死体が見つかる。
[2]
ノラ
11/12/20 0:42
*2ゲット*
そして2012年2月2日、またしても事件が、、、。
17歳の少女が両親を殺害し、食したのだ。
少女は腰をぬかした母親に容赦なく包丁を振りかざし、顔を何度も何度も刺突した。
そのあと母の目玉をえぐり出し、そのまま食したのだという。
仕事から帰宅した父はその光景を見て失神した。
少女は気を失った父の首と陰部を切り離しミキサーにかけて飲み干したという。
[3]
ノラ
11/12/20 0:56
D-NaI62
少女に家庭的な問題は無かったとされており、薬物の使用も認められなかった。
なぜ唐突にこんな残虐な事件を、、、。
捜査の結果、少女はある場所を訪れていたことが明らかになる。
それは秋田の県境にある、かつて鬼やなまはげが住んでいたとされる場所だった。
驚くべきことに、少女はそこへたった一人で訪れたのだという。
「なんのために」
それだけではない。
過去の事件に関してもそこの地名が挙がっていたのだ!
そこには今もなお外界から隔離されたかのように
独自の生活を営むものたちがいるという。
[4]
ノラ
11/12/20 1:09
D-NaI62
その村の情報を入手した私、小嶋ユウタ(
25)はブログネタとして訪問を決意する。
本当は某掲示板で仲間を集める予定だったが、場所が場所だけに人が集まらず
しぶしぶ一人で東北への切符を買う
(はあ〜安彦さんは来る来る言ってたのにいきなひキャンセルするしな
まぁいいか!写真の一枚でも撮れれば大スクープだ。)
実はその村、名は知れているにも関わらず
肝心の写真が調べても調べても見つからないのだ。
北朝鮮でも現地の写真を載せてるブロガーはいるというのに、、、。
[5]
ノラ
11/12/20 1:21
D-NaI62
ユウタはふと気づく。
今日は2016年2月2日。全くの偶然、
過去の事件を意識したわけではない。
にも関わらず、、、ユウタは列車の中でめまいに襲われ、そして寝てしまった。
雪の中を静かに列車は進む。
北へ向かう乗客達は皆無愛想で無口、、、どこかの演歌歌手が口ずさみそうな台詞だ
[6]
ノラ
11/12/20 1:46
D-S3U1o
気がつくと俺は秋田に到着していた。
すると前方からどこか見覚えのある顔が歩いてくる
安彦だった
「あれ?欠席では?」
安彦は悪びれる様子もなく「ビックリさせようと思って」そう答えた
なんと昨日から秋田入りして、観光してたらしい
はぁどうせなら女性がよかったよ
とは言え一人よりは心強い
早速俺達は例の村、八つ裂き村へと向かう
その昔、人食い鬼が住んでいたという村
一応今でも人は住んでるらしいしそんなにやばいことはないと思うが、、、
[7]
ノラ
11/12/20 1:55
D-S3U1o
あっけなく俺達は目的地に到着した
木製の鳥居に白装束が巻き付けられている
結構な年季を感じるが、ここが村への入り口だろう
しかしここでアクシデントが。
「なんだ何もないじゃん」
アクシデントとは安彦のその一言
私には確かに鳥居が見えているというのに、安彦には見えないのだという
悪ふざけかと思いきやどうやら違うらしい
それどころか今日は4月で春だと安彦は言う。
そんなハズはない!
今は二月で辺りにはまだ雪が残っている
両者の意見は動かない。
どちらが本当でどちらが間違っているのだろう
「写真をとってみれば?鳥居なんて写るわけないから」
安彦の提案に賛成しシャッターをおす俺
「ウワアアア!」
そこには何も写ってはいなかった。
確かに俺の目には写っているのに、、、
しかもさっきまでいた安彦がいなくなっているではないか!
[8]
ノラ
11/12/20 2:13
D-Axqv2
「安彦ーっ!安彦ーっ!」
「悪かったよ!隠れるのをやめてくれ!」
俺は彼を探しつづけたが見つからない。
もう日が暮れる。
俺は行方知らずの仲間を残し引き合げることにした
(あいつは怖がって先に帰ったんだ)
そんな事を思いながら
しかし、おかしい。
歩いても歩いても、山を抜けない。
それどころか鳥居の場所まで戻ってきてしまう
とうとう辺りは真っ暗になった。
二月の秋田は極寒だ。
まさかこんなところで遭難なんて勘弁だとユウタは考えていた
彼は過去の事件のことを考えていた
(おれも昔の事件の奴らみたいに、、、)
いかんいかんとユウタは首を横にふる
緊急事態だからこそ冷静であるべきなのだ!
[9]
ノラ
11/12/20 2:37
D-Axqv2
うずくまっていると何者かが肩を掴んだ。
「うわあ」ビックリする俺
「後ろの正面だぁーれ」気味の悪い女の声、、、こんな時間、こんな山奥で、、、。
ハッ
気がつくと俺は列車にいた。
どうやら夢をみていたらしい。
恐ろしい夢だった、、、しかし夢は夢!
俺はリアルな秋田の大地を踏み締めた!
[10]
ノラ
11/12/25 2:31
D-NKvi.
気味悪い夢を見た後ではあるが、気をとりなおし八つ裂き村へと向かう。
今日は4月か、、、、、。
夢では二月だったが、間違いなく今日は4月。
夢で安彦の言ってたことは本当だったのだ。それにしても道中は夢のそれと似ている
ひたすら山道を抜け、ユウタは村にたどりついた。
夢にあった鳥居などは現実にはなかった
村の人達はよそ者を警戒していたようだが、打ち解けると普通の人と大してかわらない
なまりが多少聞き取りっらいくらいだ
ユウタは村人からこの地にかつてあった事件の話を聞く、、、、、
[11]
ノラ
11/12/25 2:50
D-NKvi.
第二次世界対戦最中の1944年
ある日、一人の兵士が村へとたどりつく
彼はアメリカ兵捕虜で、逃げ回りここにたどりついたのだ
心優しい村の人々は、例え敵兵でも人なのだ、と兵士を匿うことにした
当日この村には大きな神社があった
はるか昔からある神社。
その昔、村に鬼の一族が現れ、人々を八つ裂きにして食べたという、、、、、
その鬼の怒りを静めるために建設されたといわれている
村人たちはこの神社に兵士をかくまい世話をした
しかし、村人の中にいた密告者により兵士の話は他の知るところとなり
1945年2月2日、村人のほとんどは敵兵をかばった罪として処刑された
村には火がはなたれ神社は全焼したのだという
[12]
ノラ
11/12/25 3:14
D-NKvi.
しかしそれで終わりではなかった
密告者達が次々と変死したのだ
米兵の呪いと当時は騒がれていたという
ここでユウタはあることに気づく
自分が夢でみた鳥居は、過去に存在していたということ
もしかしたら夢で過去に行っていたのかもしれない
ユウタは写真などを撮りサイタマに帰るのであった
「さて早速写真をうぷするか」
もう夜遅いが俺の武勇伝を一秒でもはやく掲示板の奴らや、blog読者に見せたい!
、、、、、おかしい。
なんど試しても正確に写真がアップロードされないのだ
ユウタは首を傾げた
「とりあえず風呂にでも入るか」
風呂からでたユウタが洗面所を通ったそのとき、、、、、、
洗面所の鏡の中にハッキリと化け物がうつっている
「ぎゃあああ」
鏡の中にのみ、である
その化け物は女であり、顔はどす黒い紫色に変色していた
片目は潰れており、全裸の状態だが身体は焼けただれていた
ユウタは慌てて家をでる
ユウタは一人暮しである
恐れをなし、反射的に家を出たのだ。
[13]
ノラ
11/12/25 3:38
D-NKvi.
6月
梅雨のこの時期、オレは自分の家に帰った
「よりによってこんなじめついた時期に、、」
今まで親の家に居たユウタ。通勤先も自宅からのほうが近いのに、なぜわざわざ転がり込んだのか親は不思議そうだった
幽霊にビビって逃げてきた、なんて親に言えるわけもなく、親のはこの幽霊屋敷に再び帰ってきた!
まさかあんなにもハッキリ幽霊をみるとは夢にも思っていなかった
しかし、死人なら強盗よりはマシのハズ
俺さそう言い聞かせていた
[14]
お塩
12/01/24 3:23
ilngxBUKLY
昔読んだ、
江戸川乱歩全短篇〈3〉怪奇幻想
がすごくよかった。
芋虫も人間椅子ももちろん入ってるし、
なにより本人の回想録みたいなのがついてるのがいい。
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